喜如嘉の芭蕉布 八寸名古屋帯沖縄伝統 最高級織物 状態 【本品は新品仕立て上がりです】 すぐにご使用頂ける御仕立て上がりにて納品致します。
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説明 芭蕉布は、13世紀頃にはすでに作られていたと考えられますが、人々の間に広まったのは近世になってからのことです。
家の庭や畑に芭蕉の木を植え、主婦や娘たちが自家用の布を織っていました。
19世紀に入ると絹や綿が出回るようになりましたが、あいかわらず芭蕉布は人々に親しまれていました。
この伝統を受けついでいる喜如嘉の芭蕉布は、昭和49年に国指定の重要無形文化財の総合指定を受けています。
糸芭蕉からとれる繊維を利用して織り上げる芭蕉布は、沖縄の代表的な織物です。
江戸時代には夏裃(なつかみしも)として人気がありました。
軽くてさらりとした肌触りが独特で、盛夏の着物として現在も広く愛用されています。
芭蕉布は、沖縄が世界に誇る伝統工芸品です。
人間国宝 平良敏子さんの尽力により、戦争で途絶えた芭蕉布の技法が復興され、昭和49年に国の指定される「重要無形文化財」となりました。
現在では、 大宜味村 喜如嘉 が唯一の産地となっており、市場では 滅多に手に入らない希少価値の高い最高級上布でございます。
芭蕉布づくりは 全てが機械を一切使わない手工業であり、原材料植物の栽培から完成に至るまで一貫した流れでつくられる大変な手間と根気のいる仕事です。
原料である糸芭蕉を3〜4年掛けて育て上げる畑仕事から始まり、そこから繊維を取り出し、コツコツと糸をつくり、撚りをかけ、絣を結び、染め、そして 一反の布に織り上げ、仕上げの洗濯という作業をして やっと出来上がります。
染料も全て沖縄の自然にあるものから作り出され、なんとも言えない素朴で深い味わいがございます。
芭蕉布は「夏」の最上級織物です。
芭蕉ならではの軽くてさらりとした独特の肌触りをご堪能頂ければと思います。
素材 絹100% 注意 ●当店では、スタジオでストロボを使用して撮影しております。
実物を蛍光灯や自然光の下でご覧になった場合と色味が異なる場合がありますので、ご理解の上ご購入頂ますようお願い致します。
また、お手持ちのパソコンやモニターのカラーバランスによっても、実物との差が多少出る可能性があります。
●「きもの屋三鈴」では、主にリサイクル商品をご紹介しております。
できる限りの商品チェックを行いますが、見つけきれない汚れ等ある可能性がございますので、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。